工学倫理 2006年度前期

授業のための参考資料

シラバス(全学科共通)

物質工学科、電子工学科、情報工学科は田中が担当します。

授業の目標と概要

科学技術が社会経済に大きな影響を果たすようになり、研究活動には大きな期待がよせられている。その一方で、工学研究者には、確かな工学知識と高い職業的倫理が求められるようになった。本講義では、工学倫理を(1)過去の事例の検討 (知ること)、(2)技術者倫理の原則を検討 (理解すること)、(3)技術者と企業の関わりを検討 (身につけること)、という3側面から扱う。

履修上の注意 (準備する用具、前提となる知識など)

本科目は人文社会系基礎科目の履修を前提とした人文社会系応用科目の1つである。すなわち、倫理思想、政治・経済・日本史・科学技術史・文章表現法などの科目履修が前提である。

授業の内容

1. イントロ 工学倫理を学ぶ意味はどこにある。

2. 「知ること」 過去の事例から工学倫理問題の特徴を考える。

(1) 過去の事例紹介 (その1)  事故の概要 (ビデオ資料を利用)
(2) 過去の事例紹介 (その2)  工学倫理の基本的事例の知識を獲得する。
(3) 過去の事例紹介 (その3)  事故、事件の背景を分析する。
(4) 過去の事例紹介 (その4)

3. 「考えること」 倫理綱領とはどのようなものか

(1)工学倫理の考え方(その1) 倫理原則の類型と活かし方。
(2)工学倫理の考え方(その2)
(3)工学倫理の考え方(その3)
(4)工学倫理の考え方(その4)
前期中間試験

4. 「使うこと」 最近の事例について、受講者が調査し、発表する。

(1)現代の事例(その1)  調査を通じて、知識を広げる。
(2)現代の事例(その2) 発表を通して、関連する知識を整理する。
(3)現代の事例(その3) 討論を通じて分析能力を高める。
(4)現代の事例(その4)

5. まとめ 技術者が直面する倫理問題を具体的事例を挙げて、問題解決に向けた具体的行動について検討する。

(1)技術者が直面している倫理問題とは
(2)倫理問題解決への指針とは
前期末試験

到達目標

工学倫理に関わる、基本的な事例、工学倫理に関わる基本概念、対処法に関わる基礎知識について、8割程度習得していること。

関連科目

倫理思想、日本史、政治経済、科学技術史、文章表現法、実用法律学

教科書

斉藤了文・坂下浩司『はじめての工学倫理』第2版、昭和堂 (2005年)

評価法

小テスト、感想文の成績が4割、期末試験の成績は6割


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Last-modified: 2009-05-20 (水) 19:07:29 (3015d)