Posts tagged ‘IEEE History Center’

IEEE (電気電子学会)、正式には the Institute of Electrical and Electronics Engineers が毎月発行している The Institute という新聞がある。これは IEEE Spectrum という雑誌とともに IEEE 全会員に配布される。少し前まではタブロイド版だったと思うのだが、現在はタブロイドの半分より少し大きいくらいのサイズになっていて、コート紙にフルカラー印刷で、まるで雑誌のようである。しかし、紙を重ねて折ってあるだけなので雑誌ではなく新聞であろう。

The Institute June 2009The Institute の最新号 (Vol. 33, No. 2, June 2009) は、IEEE の創立125周年を記念する特集号のようになっている。

1面、Celebrating 125 years という大きな見出しが目を引き、Editor’s Note では、”Looking Back 125 Years”“Tracking Tech History” という二つの記事を紹介している。

“Looking Back 125 Years” (by Anna Bogdanowicz) は、IEEE の前身である the American Institute of Electrical Engineers (AIEE) と the Institute of Radio Engineers (IRE) というふたつの組織と、それが合併して IEEE が成立した過程について触れている。1884年5月13日に小さなグループとして発足した AIEE と、無線技術の発達にともなって成立した IRE の発展、そして双方の歴史的合併により、1963年この分野では世界最大の学会である IEEE が成立した経過が簡潔にまとめられている。

もうひとつの  “Tracking Tech History: A look at the evolution of three critical innovations” (by Michael J. Riezenman) は電気・電子関係の技術の歴史に関するより一般的な記事である。取り上げられている技術は携帯電話、薄型化が可能で集積回路に利用されるようになったプレーナ型トランジスタ、そしてインターネットである。

この新聞には見落としそうな記事も載っている。IEEE Conference on the History of  Technical Societies という、8月5日から7日までフィラデルフィアで開催される会合の案内である。

この会合は IEEE History Center が主催するものであるが、日本の関連学会、すなわち電子情報通信学会 (IEICE)電気学会 (IEEJ)計測自動制御学会 (SICE) もかかわっている。

The IEICE (The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers, Japan) is Banquet Underwriter. The IEEJ (The Institute of Electrical Engineers of Japan) and the SICE (The Society of Instrument and Communication Engineers, Japan) are Conference Supporters.

私はこの会合に出席する予定はない。