私の生まれは福岡県北九州市小倉区(現在の小倉北区)である。JR小倉駅から西に向かってバスで20分程度のところで育った。ものすごくいい加減な地図であるが、九州における位置関係はだいたいこんなところである。念のためにいえば、小倉は「おぐら」とは読まず、「こくら」と読む。
おおざっぱな九州の地図

小倉出身の著名人として何人かあげておこう。個人としては、松本清張山本リンダ草刈正雄松本零士といったところだろうか。本当は東京出身だが、私と同じ小学校に在学していた土井隆雄宇宙飛行士もいる。架空の人物として「無法松」こと富島松五郎が知られている。法人として、ゼンリンTOTOはよく知られているであろう。

現在は福岡県北九州市であるが、廃藩置県直後において、小倉と門司は小倉県、八幡と戸畑と若松は福岡県に属した。当時の小倉県には、福澤諭吉の出身地である現在の大分県中津も含まれる。江戸時代の小倉は初代から三代まで細川氏が藩主であり、四代以降は小笠原氏である。幕末における長州征伐においては、関門海峡の向こうから長州を攻撃する江戸幕府の拠点となった。また明治から終戦までは陸軍の九州における重要拠点であり、森林太郎(鴎外)が小倉に赴任したり、(結局は長崎に投下された)原子爆弾の攻撃目標になったりもした。

小倉の周辺に目を向けると、日本近現代史においてよく知られているのは、八幡(「はちまん」とは読まない。かつては「やわた」と読まれていたこともあるようだが、現在の行政では「やはた」と読まれている。政治学者・政治家の舛添要一は福岡県立八幡=やはた=高等学校出身)で1901年創業の八幡製鉄所がある。同じ「鉄」でも、国鉄小倉工場(現在のJR九州小倉工場)、また架空の学校として映画「おっぱいバレー」の舞台となった戸畑第三中学校。この映画は実話をもとにしたストーリーだということだが、学校名は架空のものにするとしても本当に戸畑で起きた話なのかどうか不明であるし未見である。

福岡あるいは博多出身の人はあまりにも多いので省略する。上の地図に「大川市」とあるが、ここが「のだめカンタービレ」の野田恵(のだめ)の出身地である。アニメーションの第一シーズンは時折飛ばしてだいたい観たが、最終回で誰かさんが博多駅からタクシーで大川市へ向かうのは無謀である。博多駅の駅員に乗り継ぎの問い合わせをすればよかったのにと思う。

結論? そんなものはない。ただの自己紹介のようなものである。

2 Comments

  1. 湯沸かし器 says:

    先日出張ついでに帰省した際、筑豊電鉄に「おっぱいバレー」のポスターがあった。記念乗車券も売ってて、北九州が舞台だと知りました。おっぱいはともかく、故郷がどう映されているか一度見てみたいです。

  2. common says:

    湯沸かし器さん、
    東京では六本木と銀座の映画館で上映中、今月中に終了ということだったので、まさに今日、観てきたところです。
    筑豊電鉄の電車、出ていました。
    映画についてはあらためて書きたいと思います。

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